中村高洋(京セラ鹿児島)の出身高校大学は?鹿児島最強市民ランナー!ハーフやマラソンの自己ベストは?

全日本実業団ハーフマラソンが9日、山口市の維新みらいふスタジアム発着で行われました。

男子はジェームス・ルンガル選手(中央発條)が1時間0分27秒で制し、

古賀淳紫(選手安川電機)が1時間0分49秒で2位に入りました。

3月の東京マラソンで東京五輪代表を目指す村山謙太(旭化成)は1時間1分26秒で19位でした。

実業団選手が注目された全日本実業団ハーフマラソンですが

一時2位(日本人トップ)を走っていたのは、鹿児島最強市民ランナーこと、

京セラ鹿児島でフルタイム勤務をしながら競技を続けている中村高洋選手、

名古屋大学大学院を卒業後から市民ランナーとして鹿児島で走り続けている中村選手、

どんなランナーなのでしょうか?

中村高洋(京セラ鹿児島)のプロフィール

氏名 中村高洋

最終学歴 名古屋大学大学院

生年月日:1983.8.24

出身高校 石川県小松高校

出身大学 名古屋大学 名古屋大学大学院

年齢 36歳

所属 京セラ鹿児島国分工場に勤務

30代半ばを過ぎて自己ベストを更新し続け、実業団選手と互角に渡り合う市民ランナーである中村高洋選手は現在36歳。

走っている姿は強気で凛々しいですが、寡黙で穏やかな性格なのだそうです。

2019年2月、山口市であった全日本実業団ハーフマラソン。実業団の有力選手がしのぎを削る大会で9位、

61分39秒の自己ベストを出しました。

(2020年の実業団ハーフで1:00:57とさらに自己ベストを更新!)

3位の日本人トップ、大石港与選手(トヨタ自動車)とは7秒差。

「すごすぎる市民ランナー」「常識をはるかに超えた偉業」の称賛が飛び交い、存在は一躍全国区となりました。

中村高洋(京セラ鹿児島)の出身高校や大学は?

京セラ鹿児島国分工場に勤務する中村高洋選手は石川県の寺井町(現能美市)出身。

お父さんが熱心な市民ランナーだったこともあって、気がついたら小学校3年生ごろに地元の陸上クラブに入っていて、

いつの間にか?陸上をはじめられていたとのこと、

中学校では迷わず陸上部へ、

県内でも進学実績の高い公立高校、小松高校でも陸上部に入部。

高校時代に800mと1500mで北信越大会まで進んだそうです。

大学は難関国立大の名古屋大学に進学。

学生時代から文武両道に勤しみ、名古屋大学在学中には、

学生三大駅伝である出雲駅伝や全日本大学駅伝にも出場をしていたということです。

名古屋大学卒業後は、名古屋大学大学院に進学しています。

中村高洋選手が所属する京セラ鹿児島には陸上部がない?

中村高洋選手が所属する京セラ鹿児島は、もともと男子の実業団チームもあったそうですが、

中村選手が入社当時すでにチームは実業団から撤退していました。

ただ、女子の陸上部は実業団登録しています。

京セラ鹿児島は福利厚生の一環として男子陸上部は同好会として残っていたので、

走ることに対して寛容な環境だったということです。

中村高洋(京セラ鹿児島)の自己ベスト記録や主な成績は?

中村高洋(京セラ鹿児島)の自己ベスト記録や主な成績は以下の通りです。

36歳でハーフマラソン1時間1分台、

しかも実業団選手ではなく「市民ランナー」とは・・

《自己ベスト》
1500m 3’52″79(2006.05.12 東海インカレ)
5000m 13’57″24(2019.05.04 ゴールデンゲームズinのべおか)
10000m 28’43″29(2018.11.24 八王子ロングディスタンス)
10マイル 46’56 (2018.12.02 甲佐10マイル)
ハーフ 1:00:57 (2020.02.09 全日本実業団ハーフ)
マラソン 2:14’25 (2018.02.25 東京マラソン)

《主な成績》
2019年 実業団ハーフ 9位
2019年 都道府県対抗男子駅伝 3区区間9位
2017年 鹿児島マラソン 3位
2007年 日本学生ハーフ 4位
2006年 出雲駅伝 1区12位
2004年 全日本大学駅伝 1区22位

出典 市民ランナー名鑑 #3 中村高洋 – ランニングクリニック

中村高洋(京セラ鹿児島)の出身高校大学は?鹿児島最強市民ランナー!ハーフやマラソンの自己ベストは?まとめ

フルタイムで働きながら並み居る実業団選手と肩を並べて走る市民ランナーである京セラ鹿児島の中村高洋選手をご紹介しました。

最近では、東京大学在学中に箱根駅伝を走り、GMOアスリーツに入社した近藤秀一選手、

筑波大学の医学群5年生で医学実習と競技を両立し、箱根駅伝を走った医学部ランナー川瀬宇夢選手など

「文武両道」ランナーが話題ですよね!

若い文武両道ランナーが話題になるなか

名古屋大学大学院卒の鹿児島最強の市民ランナー、

36歳の中村高洋選手が全日本実業団ハーフマラソンで健闘していました。

霧島市国分山下町の京セラ鹿児島国分工場では電子部品を検査するなど、

もちろんお仕事もフルタイムでされながらの自己ベスト更新、

36歳の中村選手・・まだまだ自己ベストを更新する?かもしれませんね!

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