もうすぐいよいよ令和初の箱根駅伝!
予選会10位通過の中央大学は、主将の田母神一喜選手が箱根駅伝本戦出場を目指すことが話題になっていますね。
中央大学の田母神一喜選手といえば、もともと中距離が専門の選手で、大学生ながら日本を代表する中距離選手というイメージが強かったのですが・・
2019年から長距離の練習をはじめ、中央大長距離ブロックの主将として箱根駅伝出場を目指しています。
福島県出身で、陸上、駅伝の強豪校学法石川高校出身の田母神一喜選手。
田母神一喜選手の経歴や家族、大学卒業後の進路についてご紹介していきます。
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もくじ
田母神一喜選手(中央大)のプロフィール
17日の上尾シティマラソンで、初めて本気のレースとしてハーフマラソンを走った #中央大学 の #田母神一喜 。その表情は充実感に満ちていました。「#箱根駅伝 を走ることが目標」という主将の学生最後の挑戦から目が離せません。https://t.co/RmIXKkMcwn
— 4years. (@4years_media) November 21, 2019
田母神一喜(たもがみ・かずよし)
1998年2月12日生まれ
福島・郡山市生まれ。
21歳
こでらん
田母神カメラ。#箱根駅伝予選会 pic.twitter.com/GsO0S6vcyn
— EKIDEN News (@EKIDEN_News) October 14, 2017
学法石川高で本格的に陸上を始め、3年時に全国高校総体1500メートル優勝、世界ユース選手権800メートル7位。
全国高校駅伝は2年時5区4位、3年時2区16位。
2016年に中大法学部に進み、2018年日本選手権1500メートル3位。
田母神一喜選手(中央大)の家族構成は?兄弟はいる?
【箱根への道】中大・田母神、東京五輪捨て箱根走る「今の自分にしかできないことをしよう」中距離種目を“封印” https://t.co/gZTntG9Vdy #スポーツ #sports #ニュース
— スポーツ報知 (@SportsHochi) August 10, 2019
母神一喜選手(中央大)の家族構成は両親と姉2人。
お父さんが・・イケメンですよね。
そういえば昨日は父の日
というわけで父とのツーショット pic.twitter.com/CMV64k8dlE— 田母神 一喜 (@mdrunner340) June 19, 2017
母神一喜選手、ハーフのような顔立ちなので「ハーフ」だと思われることも多い(?!)ようですが純日本人ということです。
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田母神一喜選手(中央大)の出身中学高校は?
関東インカレで全部で5枚の賞状をゲットした学石OB3年生ズ
中央・田母神→800m8位 & 1500m4位
東洋・相澤→5000m5位
明治・阿部→5000m3位
日体・小松→3000mSC7位 pic.twitter.com/PQzzDSp296— Rk (@rk12xx19rk) May 27, 2018
福島県郡山市出身の田母神一喜選手、中学校は地元の郡山市立郡山第二中学校で、野球部に所属していました。
田母神選手が陸上を始めたのは、陸上ファンなら誰もが知る名門・私立学校法人石川高校(通称・学法石川)に入学してからでした。
これ凄すぎでしょ >今年の世界ユース選手権800メートルで7位に入賞した田母神一喜選手は中学時代、野球部だった。「足の地面への着き方がいい」と見抜いた。
— Iker/イケル (@ike_ru) December 21, 2015
田母神は中学までは野球部。
学法石川で陸上を始めて今年で4年目だから、陸上歴では中学からやってる遠藤が先輩なんよねw#だからどうした— ハイテンコーギー (@TFEsaifami) July 11, 2016
「地元福島の中学生たちが集まり、無名の選手でも学法石川で伸びる」、
という学法石川の特徴通りに、田母神選手も高校で開花します。
2年時から全国高校駅伝に出場、5区を走り区間4位と好走を見せると、3年時は2区を走り16位でした。
圧巻だったのはトラックの中距離で、3年時に世界ユース選手権800mに出場し7位に入賞すると、インターハイでは1500mに出場、
集団後方の位置取りからラスト1周で追い込み、残り200mから驚異的なスパートで全国優勝を果たします!
国体にも800mで出場しこちらも全国優勝、見事中距離二冠に輝きました!
田母神選手、高校時代から世界レベルのスピードランナーとして活躍していたんですね!
ちなみに、学法石川時代の同級生には相澤晃選手(現東洋大)や阿部弘輝選手(明治大)をはじめ豪華メンバーが名を連ねていますが、
相澤選手と阿部選手も中学時代は野球部だったんです!
野球部の3人を見出した上に世代トップクラスのランナーに育て上げる学法石川…凄すぎますね…
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田母神一喜選手(中央大)の大学での成績は?
中央大学に進んだ田母神選手、大学でも中距離で活躍します。
1年時から日本インカレ800mに出場し自己ベストを更新するタイムで見事3位表彰台に上ると、
10月の大会では1500mに出場、
3分42秒44という日本人U20歴代5位(当時歴代4位)の記録を残しました!
3年時には日本選手権1500mで3位表彰台に上がると、10月の国体では800mに出場し自己ベストを更新し5位入賞を果たしました。
さらに同月、1500mの自己ベストも更新し3分40秒66で日本学生歴代8位(当時7位)の素晴らしいタイムを残しています。
トラックで華々しい成績を収めてきた田母神選手ですが
ロードや駅伝への出走はこれまで無く、1500mで東京オリンピックに出場する事を目指して実績を積んでこられました。
しかし今年陸上部主将になった田母神選手、
全日本大学駅伝予選会でチームが敗退する所を見て悩んだ末に
「4年生として、今の自分にしかできないことをしよう」
と、長距離・箱根駅伝へのシフトを決意します。
ヨーロッパの室内大会等を転戦して、東京オリンピックへの出場ポイントを稼ぐ予定だったのを封印し、10000mやハーフマラソンに向けて体作りを始めました。
大学4年にして中距離からの転向という厳しい条件の中、夏合宿にBチームとして参加すると、
合宿後半にAチームに昇格してからは練習消化率100%と、その姿勢でチームを引っ張ってきました。
そして箱根駅伝予選会へのメンバーを決める選考会を兼ねた記録会で10000mデビュー、
結果的に予選会への田母神選手の出場は無かったものの、その姿に刺激を受けたチームは予選会を通過します。
11月には自身初となるハーフマラソンに出走し1時間05分00秒と、転向したばかりとは思えない成績を残しました。
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田母神一喜選手(中央大)の進路はどこ?
一部の朝刊で発表がありましたように、来年度より阿見アスリートクラブ様に所属させていただくことになりました。
実業団登録はしますが、形はプロ活動としてさせていただきます。
中距離選手の新しい日本の在り方をこれから阿見AC様の下作っていけるよう、新しい挑戦をしていきたいと思います!! pic.twitter.com/R68v6uO6c7— 田母神 一喜 (@mdrunner340) October 4, 2019
そんな田母神選手ですが、来春からは茨城県のNPO法人、阿見アスリートクラブに所属することが決まっています。
実業団登録はするものの、活動はプロランナーとして続けていくそうです。
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田母神一喜選手(中央大)のベスト記録は?
「田母神、ハーフ走るってよ。」#tracktownshibuya
中距離を主戦場とする中央大学主将、田母神一喜選手が
日本選手権終了後、横田コーチの元を離れ、
箱根駅伝予選会に向けて、日本インカレも回避して
ハーフの距離に挑戦することを表明。
アーカイブはこちら↓https://t.co/U8P3NEPYtK pic.twitter.com/6bsBDsMuZd— EKIDEN News (@EKIDEN_News) July 5, 2019
田母神一喜選手(中央大)のベスト記録については、以下の通りです。
800m:1分48秒56
1500m:3分40秒66(日本学生歴代8位)
5000m:14分29秒21
10000m:30分19秒46
ハーフマラソン:1時間05分00秒
まとめ
学法石川高校で相澤晃選手(東洋大4年)阿部弘輝選手(明大4年)と同期の田母神一喜選手(中大4年)も中距離から箱根に参戦だ‼ pic.twitter.com/ziyubLRlJp
— 田中 (宏) (@aitoosamuooaza) August 8, 2019
福島県郡山市出身の田母神一喜選手、高校から陸上を始め、日本を代表する中距離ランナーとして東京オリンピック1500mへの出場を目指してきました。
主将となった今年、全日本大学駅伝予選会でチームが敗退した事をきっかけに、悩んだ末にチームの為に長距離転向を決意。
夏合宿にBチームとして参加し、Aチームに昇格するとその姿勢でチームを引っ張ってきました。
インタビューや試合後の写真では笑顔が目立ち、明るいイメージがある(しかもイケメンな)田母神選手ですが、
長距離転向について悩んだ所からハーフマラソン挑戦まで、心身ともに我々には想像もできない苦労を重ねてこられたものだと思います。
また、箱根駅伝が終わったら2月からオーストラリアに渡り、再び1500mで東京オリンピックを目指してシーズンをスタートさせるそうです。
箱根駅伝でも東京オリンピックでも、そのスピード抜群の走りを見せてくれることに期待したいですね!
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