坪田智夫(法政大学駅伝監督)の経歴!大学や身長は?結婚した妻や子供はいる?

箱根駅伝といえば、選手にばかり目が行ってしまうかもしれませんが、その選手たちを栄光の座につかせる立役者は監督ですよね。

そんな箱根駅伝の立役者のひとり、法政大学の坪田智夫駅伝監督の経歴・大学・身長や家族についてご紹介してみます。

坪田智夫(法政大学駅伝監督)のプロフィール

坪田監督の素晴らしいところは、スター選手を作らずチーム全体に高い目標意識を持たせ個々が考えたメニューで練習させることだと思います。そして法政大学を箱根駅伝出場常連の大学に育て上げたことです。

1977年6月16日 (年齢 42歳)

陸上競技選手。兵庫県出身。
コニカミノルタ所属。
身長174cm、体重59kg。世界陸上パリ大会男子10000m日本代表。
第86回日本選手権男子10000m優勝。
2012年4月から法政大学陸上部長距離コーチに就任。
2013年4月から法政大学陸上部駅伝監督に就任。

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坪田智夫(法政大学駅伝監督)の出身大学は?

もともと坪田智夫監督の出身大学は今も監督を務める法政大学です。

 現役時代、法政大学を選んだ最大の理由は「自由な練習ができそうだから」つまり、監督の言いなりだけではない自由な雰囲気でメニューを作り、競技でしっかり結果を残したかった事が大きいようです。

自主性を重んじ「目的意識」の高さは大学時代から培われたようです。監督主導というよりは、選手の考えを尊重して行動させる事に長けた監督です。

神戸甲北高校~法政大学~コニカミノルタ~法政大学陸上部長距離コーチ~法政大学陸上部駅伝監督

「4つ上の兄に脚が速い奴はモテるぞと言われて。」
(兄のこの言葉がなかったら、今の坪田監督は生まれていなかったかもしれませんね)
中学で陸上を始めたことに深い意味はなかったようです。
長距離走を専門に選んだのも、小学2年生から6年生まで通った水泳教室で心肺機能が鍛えられているのが有利だと思ったから。「オリンピックや箱根を目指していたとか、全くないですね。ほとんど観たこともありませんでした」
そんなことを言いながら、ちゃんと現役時代も結果を残すのですから凄いですよね。
兵庫県出身の坪田智夫監督は、当時から全国屈指のマラソン強豪県で生まれ育ってます。有名な西脇工業や報徳学園から声はかからず、当時はあまり知られていない公立神戸甲北高校に進学しています。
夏に高校1・2年生だけが出場できるジュニア大会があり、1年生の時は、何も考えずに走って(5000m・10000mで)4番と5番。2年生のときも結果は5000m4番・10000m4番。またしても近畿大会へ進むことはできなかった時の気持ちが、
「それがもう、悔しくて、悔しくて。」
やはりアスリートなんですね。その悔しさがバネとなって大学でも活躍できたのでょう。
法政大学進学後は箱根駅伝3回走り区間賞もとる活躍でした。4年生最後の箱根駅伝では、独走で2区の区間賞。自他ともに認めるエースに成長していった坪田監督、その後は実業団コニカミノルタに入社しました。

坪田智夫(法政大学駅伝監督)の実業団時代やベスト記録は?

実業団といえば、その先は世界大会やオリンピックを見据えた練習、そして結果を残さなければならない世界です。

コニカミノルタ

ニューイヤー駅伝では優勝6回、区間賞5回。坪田監督は実業団時代、優勝のなかったコニカミノルタを「平成の駅伝王者」と言われるまでに押し上げた立役者です。

その後も5000m・10000mで結果をだしています。やはり駅伝ランナー向きの選手ですよね。駅伝の戦略も自分のこの経験をもとに選手を育てているに違いありません。

2002年日本選手権10000mを制すると、翌年には世界陸上パリ大会に代表として選出されています。

法政大学駅伝監督として、現役時代の経歴はやはり素晴らしいものがあります。この経験を指導者としても開花させている坪田智夫監督。監督として10年経ちますが、「自らが考えられる選手が強くなる」今も昔もこの考え方は変わっていません。

実業団時代の経歴

 ・世界陸上パリ大会男子10000m日本代表。
 ・第86回日本選手権男子10000m優勝。

ベスト記録
 ・5000m:13分38秒64(2002年 ルドヴィカスピーレン 《スウェーデン》 ) 
 ・10000m:27分51秒85(2002年 兵庫リレーカーニバル)
 ・ハーフマラソン:1時間01分16秒(2002年 全日本実業団ハーフマラソン)
 ・30km:1時間29分34秒(2001年 熊日30キロロードレース)
 ・マラソン:2時間25分49秒(2007年 びわ湖毎日マラソン)

坪田智夫(法政大学駅伝監督)は結婚している?妻や子供は?

“家に帰れば1歳半の息子(2017年2月時点)とじゃれあう一児の父。
実業団時代に一緒だった元陸上選手の奥さんは良き理解者で、公私ともに支えてくれている。「息子への周りからの期待はすごいですね。ちょっとかわいそうなくらい。大成してくれればいいな」と目を細めた。”
参考記事 https://www.townnews.co.jp/0304/2017/02/02/368274.html

元陸上選手の奥さん、同じアスリートですから選手としての悩み、共感はよく分かることでしょう。しかし、監督としての悩みや苦しさ・楽しさはなかなか理解できないこともあるはず。
その中で駅伝の監督を10年も務められているのは、奥さんと子供がアスリートとは違う苦しさを影で支えてるものと思われます。

多分監督が家にいるときも、駅伝のことしか頭にないのだと思われます。そんな時でも家族の絆があれば、駅伝で苦しいときでも心の支えになっているに違いありません。

まとめ

・坪田智夫駅伝監督のプロフィールでチーム全体に高い目標意識を持たせ、法政大学を箱根駅伝出場常連の大学に育て上げたことについて紹介しました。

・坪田智夫駅伝監督の出身大学は、現在も監督を務めている法政大学でした。

・坪田智夫駅伝監督の実業団時代やベスト記録は、駅伝ランナーらしく5000m・10000mで結果もだしている素晴らしい選手でもあったことを紹介しました。

・坪田智夫駅伝監督の奥さんや子供が支えになって、監督を長く務めて成果を出していることを紹介しました。

ご承知の通り駅伝は水物の競技の一つです。襷を次のランナーに渡す。この使命感は一人で走っているのとは訳が違います。

箱根駅伝では「令和の駅伝王者」となるよう坪田智夫監督始めとして、選手の自主性を重んじた練習成果が実ることに期待します。

そして家族の支えがあるからこそ、駅伝に集中できる坪田監督は幸せ者であると思います。

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